平成15年度 第4回授業研究会

テーマ 「重なりに目をつけて」
学年 3年
教科 算数
時間数 1時間
ねらい ・数量の関係をテープ図などに表して問題を解決しようとする。(関心・意欲・態度)
・2つの量の重なりに着目するなど,順序よく筋道立てて考え,表現しようとする。(数学的な考え方)
・2つの量の重なりに着目して,全体の量を求めることができる。(表現・処理)
・2つの量の重なりに着目した全体の量の求め方を理解する。(知識・理解)
つかむ 教室の入り口の高さをはかろう。(課題の提示)
分かっていること,求めることを確認する。
とりくむ 2本のものさしをつないだ長さを求める。(自力解決)【PC,プロジェクター】
それぞれの考えを発表する。
ふりかえる 重なりと加減について確認する。
問題を解決する。
考察 ○問題を解くための時間が十分確保されていた。早く終わった子用には、発展問題の準備もしてあった。
○具体物(ものさし・紙テープ)のほか、パソコンのアニメーション機能を使って、重なり部分をどのように考えたらいいのかを具体的にしたプレゼンテーションが準備されていた。
○黒板には問題・押さえたい式が書かれ、自分の解決方法はOHCを使って説明させていた。黒板とスクリーンと大事なことがうまく整理されて提示されていた。
△1つの問題をいくつかの方法で解こうとする子が1人しかいなかった。
△自分の考えた方法が、押さえたい式の2つのどちらにあてはまるかの自己評価する時間がなかった。
△パソコンのプレゼンテーション用にノートパソコンが数台あり、児童が自分で操作できる状態になっていれば、さらに自力解決能力の向上が見られたかもしれない。