平成15年度 第4回授業研究会
テーマ | 「学校カルタを作ろう」 | |
学年 | 1年 | |
教科 | 国語 | |
時間数 | 5時間 | |
ねらい | ・言葉を連想して,楽しくカルタ作りをする。 ・デジタルカメラを使って,学校の風景を撮影し,絵札をつくる。 |
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つかむ | ・来年の1年生のために大間窪小学校を紹介するジャンボカルタを,どんなカルタにするか話し合う。 ・イメージした様子をリズム感や語感よく文にする。 |
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とりくむ | ・デジタルカメラの使い方を知る。 ・デジタルカメラを使って,より上手に写真をとるには,どうしたらよいか,考える。 ・必要な写真をデジタルカメラで撮影する。 ・撮影し直したり,決まったものを並べたり,言葉を考えたりする。【デジタルカメラ】 |
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ふりかえる | ・発表会を開いて,できあがったカルタで遊ぶ。 ・保護者ともカルタ作りを楽しむ。 |
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考察 | 成果 ・1年生の導入段階で、デジタルカメラの使い方を視覚的に訴えることで、正しい使い方が身に付いた。 ・デジタルカメラの撮影で気をつけなければ行けない細かい点(太陽の位置やてぶれなど)は、はじめに教師から教えなくても、使っているうちに児童が自分たちの作品を見て気づく。それによって、次は、どうしたらよいか、思考しながら撮影することができた。 ・2時間目に、1枚でも取り札になる撮影をしたことで、3時間目の活動に盛り上がりがあった。失敗した子は「撮り直したい」と思い、うまくいった子も、「次は、このような物でとってみたい。」と活動が深まりを見せた。 ・取り直したものと前のものとを比べることで、撮影技術が向上したり、より取り札にふさわしい映像を撮影しようという意欲がわいてきていた。 ・撮影する前に考えていたイメージと違っても、読み札を考えるのにそれほどギャップを感じることなく、活動が展開できた。 課題 ・やはり1年生は、自分が撮影してきた写真をみんなに見てもらいたいという思いが強いので、できるだけ、全員のものを大型テレビに映して、読み札を発表するという場面を設定する必要がある。 ・デジタルカメラを使っての、活動例をもっと増やしていきたい。 ・今回のように、2人に1台カメラがあると活動しやすいが、撮影してきてすぐに 印刷できたり、パソコンなどにつなげて大きな画面でみることができるような環境作りをしたほうが、活動がより活発になる。 |